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造作洗面台の費用相場と節約術|後悔しないための注意点も解説

造作洗面台の費用相場って?

目次

洗面台は、毎日使うからこそデザインや機能性にこだわりたい空間の一つです。特に今、空間に合わせて自由にカスタマイズできる「造作洗面台」が、人気を集めています。

 

一方で、「費用はどのくらい?」「コストを抑える方法はある?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、造作洗面台の費用相場をはじめ、既製品との比較や予算を抑える工夫、設置時に知っておきたい注意点まで詳しく解説します。

 

造作洗面台とは|既製品との違い

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洗面台には、「既製品」と「造作洗面台」の2種類があります。既製品は、メーカーが規格化・量産している洗面化粧台のことで、収納や三面鏡、水栓などが一体となったセット商品です。コストを抑えたい方や短期間で設置したい方に適しています。

 

一方の造作洗面台は、洗面ボウルやカウンター、水栓、鏡、照明、収納棚まで、一つひとつを自由に選び、自分の好みに合わせてつくるオーダーメイド型の洗面台です。間取りや生活スタイルにぴったり合った、自分だけの空間をつくれるのが最大の魅力です。

 

こちらのおうちでは、ホテルライクな洗面台を造作しました。収納計画もバッチリです。ぜひご覧ください。

 

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造作洗面台の費用相場|既製品との比較

造作洗面台を検討するうえでやはり一番気になるのは、「費用がどのくらいかかるのか」という点ではないでしょうか。見た目や素材にこだわることができる一方で、既製品と比べてどれほどコストに差が出るのかを把握しておくことは、予算計画を立てるうえでも重要です。

 

ここでは、造作洗面台と既製品洗面台の費用相場について詳しく比較していきます。まずは、造作洗面台の一般的な価格帯から見ていきましょう。

 

造作洗面台の費用相場

造作洗面台の費用は、35万円〜100万円程度が一般的です。選ぶパーツのグレードや素材、サイズによって、費用は大きく変動します。たとえば、タイルや木材、アイアンフレームなど、素材にこだわると費用は上がりがちです。

 

パーツごとの費用相場と一般的な工事費用の目安は次のとおりです。

 

パーツ・工事費 費用
洗面ボウル 1万〜7万円
カウンター 2万〜10万円
ミラー・照明 2万〜7万円
水栓金具 2万〜6万円
収納棚 5万〜10万円
工事費用(配管・設置含む) 10万〜20万円

 

DIYや一部既製品を取り入れることで、50万円未満に抑えることも可能です。

 

既製品洗面台の費用相場

既製品洗面台の価格帯は、3万円〜10万円前後(本体のみ)が一般的です。サイズや収納量、機能性に応じて価格は上下し、グレードの高いものでは30万円以上になることもあります。

 

設置工事費(給排水・固定など)として別途5万〜10万円ほど見込んでおくと安心です。

 

費用を抑えて造作洗面台をつくる3つのコツ

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おしゃれな造作洗面台に憧れるものの、予算がネックになって迷っている方も少なくありません。確かに、造作はすべてのパーツを自由に選べるぶん、こだわり次第で費用は高額になりがちです。

 

しかし、工夫しだいでコストを抑えつつ、十分に満足のいく仕上がりを実現することも可能です。ここでは、費用を抑えて造作洗面台を取り入れるための3つの実践的なポイントをご紹介します。

 

1.一部に既製品を取り入れてコストダウン

造作部分をすべてオーダーメイドでつくろうとすると、必然的に費用は膨らみます。コストを抑えるうえで最も効果的なのは、洗面台の一部に既製品をうまく取り入れることです。

 

たとえば、洗面ボウルやカウンターは既製品を使用し、ミラーや照明、壁面のタイルなどをカスタマイズすることで、造作のような仕上がりを演出できます。照明スイッチやタオル掛けなどの細かなパーツにさりげなくこだわるだけでも、空間全体の印象は大きく変わります。

 

こちらの平屋の洗面台は、既製品のカウンターを使用しながらも統一感を持たせ、スタイリッシュに仕上げています。ぜひご覧ください。

 

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2.カウンタータイプを採用して収納を工夫

キャビネット一体型の洗面台ではなく、カウンタータイプを採用することで、家具部材のコストを削減できます。カウンター下に棚板を設置したり、市販の収納ボックスを組み合わせることで、収納量を確保しながら価格を抑えることができます。

 

また、足元に空間が生まれるため、掃除がしやすいという点もメリットの一つです。

 

3.既製品をベースにDIYで仕上げる

費用をかけずに個性を演出したい場合には、既製品の洗面台をベースに、後からDIYでアレンジする方法もあります。最近では、簡単に貼れるタイルシートや、工具不要で設置できる棚など、DIY向けのアイテムも豊富です。

 

DIYに慣れている方なら、シンプルな洗面台を少しずつ自分好みにアップデートしていく過程も楽しみのひとつ。ただし、DIYによる改造は保証対象外となるケースもあるため、不安がある場合は事前に施工会社へ相談することをおすすめします。

 

造作洗面台を設置する際の注意点

 

造作洗面台には自分好みにデザインできる魅力がありますが、毎日使う場所だからこそ、見た目だけでなく使い勝手やお手入れのしやすさにも目を向けておくことが大切です。実際に使い始めてから「想像と違った」「ちょっと不便だった」と感じないためにも、事前に気をつけたいポイントを整理しておきましょう。

 

ここでは、造作洗面台を設置する際に知っておきたい注意点を3つに分けてご紹介します。

 

機能性や清掃のしやすさを考える

見た目を重視しすぎると、毎日の使い勝手やお手入れのしにくさに悩むことも。日々の暮らしをイメージしながら選ぶようにしましょう。

 

  • ボウルが浅すぎると水跳ねしやすい
  • 材質によっては水ジミや汚れが残りやすい
  • カウンターの高さは「身長÷2」前後がベスト

 

例えば、デザインがおしゃれだったとしても、浅い洗面ボウルにしてしまうと水跳ねが飛び散り汚れやすくなってしまいます。逆に洗面ボウルが深すぎると、その分掃除する面積が増えて内側も外側もお手入れが大変になる可能性もあります。

 

また、カウンターの高さは、使う人の身長に合わせて設計することが重要です。一般的には**「身長÷2」程度**が目安とされています。腰に負担をかけないためにも、実際に立ってみて違和感がないかを確認しましょう。

 

実物に近いサンプルを見ながら、使用シーンをイメージして決めましょう。

 

参考:住宅部品の基礎知識 アメニティCafe|一般社団法人リビングアメニティ協会

参考:家族みんなが快適に利用できる洗面台の高さは何センチ?|LIXIL

参考:洗面所のサイズを知ろう|TOTO

 

収納計画を立てておく

造作洗面台では、デザインに目が向きがちな一方で、収納力が見落とされてしまうことがあります。実際に「見た目は気に入っているけど、使い始めてみたら収納が足りなかった」という声は少なくありません。

 

洗面所は、身だしなみを整えるだけでなく、タオルや日用品、掃除道具など多くの物を出し入れする場でもあります。そのため、設計の初期段階で「何を、どこに、どれくらい収納するか」を具体的に考えておくことが重要です。

 

家族の生活スタイルや日常の動線をふまえ、必要な収納量や棚の配置をシミュレーションしておくことで、見た目と使いやすさを両立した洗面空間が実現できます。

 

▶施工事例「収納もおしゃれも取り入れたい!自分だけの造作洗面

 

メンテナンスしやすい素材を選ぶ

造作洗面台を美しく保つには、見た目のデザインだけでなく、日々のお手入れのしやすさを意識した素材選びが欠かせません。せっかく理想の洗面空間をつくっても、掃除がしづらく汚れが蓄積してしまえば、使い勝手も見た目の美しさも損なわれてしまいます。

 

洗面台まわりは水がはねたり、湿気がこもったりしやすいため、カウンターには水に強く、染みにくい耐水性素材を選ぶのがおすすめです。継ぎ目や隙間が少ない設計にすることで、水の侵入やカビの発生も防ぎやすくなります。

 

また、人気の全面鏡は空間を広く見せる反面、指紋や水垢が目立ちやすいです。そのため、汚れが落としやすい加工が施されたものを選ぶと安心です。水栓については、掃除のしやすさを考慮してホースが伸びるシャワータイプを選ぶと、洗面ボウルのすみずみまで清掃しやすくなります。

 

よくある質問|造作洗面台の費用と設計のポイント

造作洗面台を検討する際、多くの方が「費用面」や「設計の自由度」について疑問や不安を感じるものです。ここでは、よくいただく質問をもとに、造作洗面台に関する気になるポイントをわかりやすく解説します。

 

Q1. 造作洗面台の費用はなぜ高くなるのですか?

パーツごとに自由に選べるため、素材やデザインにこだわると費用が増加します。また、設置工事やオーダー対応の手間もコストに影響します。

 

Q2. 費用を抑えるおすすめの方法はありますか?

一部を既製品にしたり、カウンタータイプにしてキャビネットを省略することで、コストダウンが可能です。DIYで後から装飾する方法もあります。

 

Q3. 工事費用はどれくらい見込んでおけば良いですか?

造作洗面台の設置には、配管や設置作業を含めて10万〜20万円程度の工事費用が発生するのが一般的です。

 

Q4. 掃除のしやすい素材にはどんなものがありますか?

耐水性のあるメラミン化粧板や、目地の少ない一体型カウンター素材などが掃除しやすくおすすめです。

 

まとめ|予算に合った洗面空間を手に入れるために

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洗面所は、毎日の身支度や手洗いなど日常生活の中で使用頻度の高い場所ともいえる場所です。だからこそ、機能性だけでなく、空間としての心地よさやデザイン性にもこだわりたいところです。

 

造作洗面台は、パーツの選定からデザイン、素材、サイズに至るまで自由に設計できるのが魅力ですが、そのぶん費用がかさみやすいのも事実です。理想の洗面空間を実現するには、「ここだけは譲れない」という部分と、「シンプルでも問題ない部分」をあらかじめ整理し、全体のバランスを見ながら計画を立てることが大切です。

 

見た目の美しさも大切ですが、日々の使い勝手や掃除のしやすさといった実用性は、住み始めてからこそ真価を発揮します。パーツ選びの際は、デザイン性だけでなく、日常の動作やメンテナンスをイメージしながら、納得のいくものを選ぶようにしましょう。

 

理想の洗面空間はプロとの対話から

どこにどれだけ予算をかけるべきか迷ったときは、ぜひオオトリ建設にご相談ください。施工事例をもとに、お客様のご希望とご予算に合わせた最適なプランをご提案いたします。

 

また、おしゃれで使い勝手のよい造作洗面台の施工事例を公式InstagramYouTubeなどのSNSでも紹介しています。ぜひチェックして、イメージづくりに役立ててください。

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