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失敗しない家づくりのためのお勉強 工務部

C値0.5以下の家とは?愛知・三重・岐阜で建てた179棟の実測値を公開します

目次

「C値0.5以下の工務店を探している」。
そんな方に向けて、先に結論からお伝えします。

オオトリ建設は2024年から、着工したすべての住宅で気密測定をしています。
数値が記録できている179棟の中央値は0.34。0.5以下は173棟でした。

 

この記事では、その179棟の実測値を表にして、そのまま公開します。
数字の出どころは、社内の工事管理の記録です。

 

 

C値とは何を表す数字か

C値とは隙間が少ない家

 

C値とは、家にどれだけ隙間があるかを表す数字です。
床面積1㎡あたりの隙間の面積を、㎠で示します。

数字が小さいほど隙間が少なく、気密性が高い家。
つまり「小さいほど良い」数字です。

 

日本の省エネ基準では、5.0が目安とされてきました。
C値5.0の家には、はがき7枚分ほどの隙間が家じゅうにある計算です。
0.5なら、その10分の1になります。

 

測り方は、JIS A 2201:2017という規格で決まっています。
送風機で室内の空気を外へ出し、圧力差を変えながら5点を測定。
そこから隙間の合計面積を求め、延床面積で割った値がC値です。

 

C値は、計算では出せません。建ててから測って、はじめて分かる数字です。
設計の段階で計算できるUA値とは、ここが大きく違います。

 

 

実際に測った179棟の数字

2024年9月以降に着工したのは273棟。
そのうち270棟で、気密測定を終えています。
残る3棟は、これから測定を迎える住宅です。

下の表は、数値が記録できている179棟をまとめたもの。
内訳は愛知県139棟、三重県32棟、岐阜県8棟です。

期間 棟数 いちばん良い棟 いちばん高い棟 中央値 0.5以下
2026年9月〜 24棟 0.19 0.46 0.31 24棟
2025年9月〜2026年8月 90棟 0.14 0.57 0.33 87棟
2024年9月〜2025年8月 65棟 0.14 0.67 0.37 62棟
合計 179棟 0.14 0.67 0.34 173棟

 

179棟の中央値は0.34。
0.5以下だったのは173棟で、0.3以下の家も68棟ありました。

 

中央値は0.37、0.33、0.31と、年を追うごとに下がっています。
同じ仕様でも、施工の精度しだいで数字は動くもの。
この推移は、現場の精度が上がってきた結果です。

 

いちばん高い棟は0.67でした。0.5を超えた家は6棟あります。
良い数字だけを抜き出さず、そのまま載せています。

なお、179棟は数値が記録に残っている住宅です。
測定した270棟すべての数値を、お見せできるわけではありません。

 

 

測定結果はお客様にお渡しします

完成した家のキッチンで、ご家族とスタッフが話している様子

 

測るだけでは、意味がありません。
オオトリ建設では、結果をそのままお客様にお伝えしています。

 

気密測定の結果をお知らせするのは、週に一度の現場報告のとき。
そしてお引き渡しのときに、証明書をお渡しする流れです。

 

数字が良かった家も、そうでなかった家も。
伝え方は同じです。

 

 

なぜ全棟で測るのか

オオトリ建設が届けたいのは、永く愛せるイエ。

愛知と岐阜は、夏の暑さも冬の寒さも厳しい土地です。
三重にも、同じように寒暖の差があります。
これから数十年住む家なら、性能の高さは暮らすほどに効いてくるでしょう。

 

ただ、気密は設計図の上では確かめられません。
同じ図面でも、施工の丁寧さで数字が変わるからです。
だから抜き取りではなく、全棟で測ります。

 

測る理由は、もうひとつ。
一棟ごとの結果を見て、次の現場を良くするためです。
中央値が0.37から0.31まで下がってきたのは、その積み重ねといえます。

 

 

C値0.5と1.0で、暮らしはどう変わるか

高断熱・高気密の家で安心して子どもが過ごす

 

隙間が半分になれば、外から入り込む空気も減ります。
冷暖房でつくった空気が、外へ逃げにくくなるということです。

 

体感として分かりやすいのは、足元でしょう。
隙間の多い家では、冷たい空気が床を這うように流れます。
窓際やドアの下で感じる、あのひんやりした空気です。

 

もうひとつは換気。
気密が低いと、換気扇を回しても空気が計画どおりの経路を通りません。
隙間から入ってしまうためです。

気密が高いほど、換気は設計どおりに働きます。

 

 

住まわれている方から届いた言葉

数字だけでは、住み心地まで伝わりません。
実際に暮らしている方の言葉を、そのまま紹介します。

 

床暖房なしでも快適に過ごす家族

 

家全体の気密性の高さも実感しており、エアコン1台で快適に過ごせる点も大きな魅力です。床暖房がなくても十分に心地よく過ごせています。

 

この家の実測C値は、0.31。

お客様の声
「人で選び、納得してかたちにできた、私たちらしい住まいです」
三重県東員町・犬と愛車を楽しむ平屋
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高気密・高断熱に満足しているお施主様

 

快適性も当たり前のようにバッチリで、エアコン一つで常に適温。引っ越して初めての冬はあたたかさにびっくりしました。

足元の冷えが心配で床暖房も検討したのですが、鈴木さんが「要らないと思いますよ」とアドバイスをくれたので、やめて正解でしたね。

 

この家の実測C値は0.30です。
床暖房をおすすめしなかったのは、性能で足りると判断したから。

お客様の声
「オオトリさん以外にない!“親友”として考えてくれる工務店!」
三重県津市・駅前のVilla
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冬も床で遊ぶ子ども。寒がりなご家族も暖かく過ごす家

寒がりの私でも、冬はガスストーブなしでエアコンだけで過ごせましたし、結露もしない。

 

実測C値は0.38の家です。

お客様の声
「“暮らしやすい”って、こういうこと」
愛知県春日井市・かしこい暮らし
全文を読む >

 

暖かい家に満足している家族

 

寒がりで、以前は窓際が苦手だった私が、今では窓辺で日向ぼっこができるくらいあたたかく過ごせています。

お客様の声
「想像以上の提案で、人が集まる居心地のいい家になりました」
愛知県名古屋市の家
全文を読む >

 

 

三軒に共通しているのは、暖房器具が減ったこと。
エアコン1台、床暖房なし、ガスストーブなし。
違いは金額ではなく、使う設備の数に表れています。

お客様の声
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C値だけでは、燃費の良い家にはならない

気密と断熱は、二つでひとつ。

隙間をふさいでも、壁や窓から熱が逃げれば意味がありません。
反対に断熱材を厚くしても、隙間があればそこから空気が出入りします。
片方だけでは、少ないエネルギーで快適に過ごせる家にはならないのです。

 

断熱の性能を表すのが、UA値。
こちらは、設計の段階で計算して出す数字です。
オオトリ建設は、設計上のUA値0.46を標準にしています。

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よくあるご質問

Q.C値0.5以下は、注文住宅として高い方ですか

A.日本の省エネ基準の目安は5.0。0.5以下は、その10分の1にあたります。
オオトリ建設では0.5以下を標準としていて、記録のある179棟の中央値は0.34でした。

 

Q.気密測定はいつ行いますか

A.工事の途中、内装が仕上がる前に測ります。
2024年からは、着工したすべての住宅が対象です。

 

Q.C値は計算で分かりませんか

A.分かりません。C値は、実際に測ってはじめて出る数字です。
設計段階で計算できるUA値とは、そこが違う点です。

 

Q.測定の結果は見せてもらえますか

A.はい、お見せします。
工事中は週に一度の現場報告でお伝えし、お引き渡しのときには証明書をお渡しします。

 

Q.なぜ270棟ではなく179棟なのですか

A.測定はしていても、数値が記録に残っていない住宅があるためです。
記録の運用を整えたのは2024年から。それより前の分は、さかのぼれません。
載せているのは、確かに残っている数字だけです。

 

 

実際に建った家を見る

オオトリ建設のスタジオとモデルハウスがあるのは、名古屋・尾張旭・鈴鹿。
完成見学会では、お引き渡し前の家を実際にご覧いただけます。

数字の先にある住み心地を、ぜひ現地で確かめてみてください。

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